シャア・プロジェクト

Part 3
見せてもらおう。連邦軍のMSの性能とやらを…。
 


さあ、いよいよ完成です。一気に行ってみましょう。

OKA wrote:

ようやくツヤ出しが乾燥し、マスキングを剥がす工程に(写真13)。最終段階に近づいて来て僕もドキドキです。側面の塗装のラインがちょっとデコボコになってしまったようで伴ちゃんも思わず苦笑(写真14)。でもそれもシビアに見れば、って程度で、普通に見てたら解らないんですけどね。パイロットランプ部は完璧でしたが、ロゴプレートの周辺が、マスキングゾルがはみ出していたせいか、ポツポツと塗り残しのようになってしまっていました。そこは筆で修正(写真15)。若干色味が違ってしまったようです。

マスキングを剥がす。 伴さん苦笑。 筆で修正。
13.マスキングを剥がす。
14.伴さん苦笑。
15.ちょいと修正。

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完成! 艱難辛苦を乗り越えて、やっと「シャア仕様シグマリオン」の完成!!!(写真16)。美しいです!かっこいいです!モールドの端に塗料が溜まって赤黒くなっているように見えるのは、「サンドペーパーの掛かり具合が違う」からだそうです。この辺りも充実した機材と、それなりの実験を重ねた上での塗装でないと、十全に行かないようですね。何しろ言ってみればぶっつけ本番で臨んだ作業なので、行き届いてない箇所もあると思いますが、それでも、完成品はかなり美しいです。
16.完成!

「車用の塗料を使ったので剥がれる事はないと思う」そうです。横から見たら、内部の白とメタリックレッドの蓋とのコントラストがたまりません(写真17、18)。くぅー僕も欲しいぞ、シャア仕様シグマリオン!!

シャア専用シグ-1- シャア専用シグ-2-
17.どうよ!
18.シャア専用シグ。

「紅いシグマリオンが見たい」という掲示板の発言から始まったこの企画ですが、ようやく幕を降ろす事が出来ます。9月の広島でシグマリオンを預かってから4ヶ月という時間が経ってしまいましたが、僕自身はこの仕上がりなら大満足です・・・って人様のマシンなのに、僕が満足してどうする。
やはり、素材素材で最適な塗装の方法があるので、完璧な塗装の為には、実験検証が必要なようです。伴ちゃんも緊張した事だと思います。
最後に伴ちゃん、一言。「素人仕事でスミマセン」。

以上「シグマリオン シャア仕様化計画」最終レポートでした。

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というわけで、ついに完成いたしました。
OKAさんもおっしゃっているように、はじめは本当に小さな思いつきでした。まさか実現するとも思っていませんでした。それが、幾つかの偶然と、OKAさんの大いなる遊び心と、そして、そもそも私とは何の関わりもないのに、一番大変な役を押し付けられながら、本気で取り組んでくださった伴さんのおかげで、こんなにも素晴らしい世界でただ一つのシグマリオンが出来上がりました。
素人仕事だなんてとんでもないです。そりゃ、プロに頼めば仕上がりはもっと美しいのかも知れません。けど、私は、伴さんとOKAさんが一生懸命頑張ってくださった、この赤いシグマリオンが大好きです。表面に張り付いた伴さん邸のホコリさえ愛おしい(笑) いや、本当にそう思います。

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殺人的な忙しさの中、私の我が儘に最後まで付き合ってくださったOKAさん、伴さん。何度言っても足りませんが、でも言わせてください。本当にありがとうございました。この「シャア専用シグ」、ずっとずっと大切にします。

せめてものお礼に「KANADE」の宣伝を。KANADE on web OMNI SiteにてCDの通信販売受付中。ライブの予定もあります。京都近郊の方、ぜひ足をお運びくださいませ。

(2002/2/4)

part 1】【part 2

KANADE on web OMNI Site:http://homepage2.nifty.com/kanade/

各サブタイトルについては、「ガンダム総合研究所」を参考にさせていただきました。なお、サブタイトルと本文の内容とはおそらく関係ありません(笑)


おまけ
赤い奴ら。
紅い奴ら。