迷子にならない路線検索

初めての土地でもこれさえあればOKさ。


ペルソナにはJRトラベルナビゲーターがバンドルされていました。
これ、良いんですよ。
私みたいに、何回行ってもぜんぜん東京の路線を覚えられない人には、必需品でした。
新幹線のなかで、目的地まで検索して、「山手線外回りで何分かかるのね。OK,OK」と、最低限の情報を頭にたたき込んでおけば、いざ東京に着いたとき、いかにもお上りさんって態度を見せなくて済む。
まあ、それって、田舎者の見栄なんですけど(笑)。

しかしシグマリオンにはそんな便利なソフトは入ってません。
金を払ってまで手に入れようという気は今のところございません。
先に述べたように、迷わない程度にルートがわかればいいわけですし。
そこでお得意のフリーソフト探し。
というか、これも有名どころなのであっという間に見つかりました(笑)。
その名はTRAIN
またまたお世話になります伊藤栄一郎氏。

お世話になってるくせに、こう言っちゃなんですが、私は伊藤さんのところに行くと、必ず迷うんですよ。
だって、英語がいっぱい並んでるんですもん。
それだけで、頭がくらくらして、何をどうしたらいいのか理解不能に陥ってしまいます。
で、今回もよろよろと迷いながらどうにかインストール出来ました。
それでは、手順をご紹介しましょう。

++KCTRLをインストールする。

これが具体的に何をするものなのか、実のところよくわかってはいないので、詳しいことは聞かないように(笑)。
とりあえず、今後もオンラインソフトをインストールしようという場合、「KCTRLが必要です」と書いてあることが度々あるはずですので、この際つべこべ言わずに入れときましょう。

まずはこちらへ。
[WindowsCE]の欄から[MIPS]を選択します。(シグマリオンのCPUの種類ですね)
ずらずらっと英語でアプリケーションが並んでいる中から、一番上の[KCTRL]を選択。
[JPvesion]という欄の[DownLoad]という文字をクリックするとダウンロードがはじまります。

[kc027mip.zip]というファイルが出来ているはずですので、PocketUnzipで解凍しましょう。
解凍したファイルの中に、kctr.dllというファイルがあります。これを[マイハンドヘルドPC」の「Windows」フォルダに入れます。
詳しいことは付属のテキストを読みましょう
(といっても、私は読んでもよくわからなかったんですけど)。

++TRAINをダウンロード

先ほどKCTRLをダウンロードした同じページの11番目くらいにTRAINというソフトがあります。
これをダウンロード。
[tr043m.zip]というファイルが出来ますので、これも解凍します。
解凍すると[train.exe]というファイルが現れます。

++データをダウンロード

こちらのページからTrainData(TRAIN用路線データ)へ。
下の方に「ダウンロード」という表がありますので、自分の必要なファイル(とりあえず全部)をダウンロードします。
こちらはTascalLhaで解凍出来ます。
それぞれの地域のデータが****.datのファイルになります。

++インストール

適当なディレクトリ(私はStorage Card内)に「TRAIN」という名前のフォルダを作り、****.datのファイルを格納します。
train.exeを「\windows」に格納し、ダブルタップして起動します。
データファイル選択のダイアログが現れたら、先ほど作った「TRAIN」フォルダの中の****.datファイルのどれか(普通はJrall.datだと思う)を選択します。
すると、砂時計が現れて、しばらく待つと、出発駅を入力するフィールドでカーソルが点滅します。
これで、インストールと起動は完了です。

++基本の使い方

出発駅を入力するフィールドにローマ字で入力して行きます。
入力する文字列に相当する駅名がウインドウに表示されます。


その中から、該当する駅名を選択し、到着駅のフィールドにカーソルを移動します。
次に、到着駅の名前を同様にローマ字で入力し、該当する駅名を選択します。
[Search]→[Go]で検索が始まります。

結果は左のように表示されます。
見ていただければわかるように、実際の時刻表にそった時間ではありません。
「仮に、今出発したらこうなります」ということですね。
ですから、実際には時刻表での確認が必要です。
にしても、右も左もわからない土地に行く時に、時刻はともかく路線を把握出来ていれば、随分心強いのではないでしょうか。


++他いろいろ

TRAINの機能はこれだけではありません。
もちろんローカルな路線も検索出来るし、出発時間や到着時間を指定すれば、実際の時刻表に近い結果も見る事が出来ます。
タダで使えるTRAINですが、その膨大なデータは有志の方々によって提供されたものだということです。
私達が無料でこれだけの機能を手に入れる事が出来る陰には、このようにたくさんの方々の好意があるのですね。

● TRAINhttp://www.oohito.com/