2002年8月の日記 

シグマリオンとの蜜月日記…じゃなくなってます(笑)


2002年8月31日(土)

■ 哀しいね。

 いつも覗いている掲示板が不穏な雰囲気になっていると、なんとも言えず哀しい気分になります。これは、自分が利用者の立場でもそうだけど、管理人の端くれとしての立場で見ると、もっとずっと切実に哀しくなるのです。

 掲示板が荒れない絶対の方法というのは、おそらくないでしょう。基本的には、管理者が書き込みを常にチェックして、決定的にアウト! なものは即削除して、なるべく他の人の目に触れないようにしておくことで、それ以上の不毛なやり取りを未然に防ぐということになるのでしょうが・・・。
 管理人が、ある程度の頻度でその場に出て行くことが、まずは「荒らし」書き込みの防御になるかと思います。どうしようもない人も中にはいますが、多くの人は、管理人の言葉には素直に矛先を収めてくれます。逆に、管理人以外の人間が、管理人気取りで書き込むと、一層「荒らし」は暴れまくる傾向にあるようです。
 つまり、管理人の責任というのは非常に大きく、そのサイトを継続していけるかどうかは、当たり前ですが、管理人次第ということになるわけです。

 と、偉そうなことを言ってる私も、これまで、自分の力不足、配慮不足で、多くの善意の方々に嫌な思いをさせてしまいました。掲示板が、いつでも平穏だったわけではありません。掲示板が荒されて一番傷つくのは、管理人です。その度に、止めるか続けるかの狭間で苦悩します。
 管理人への批判を口にするのは簡単です。だけど、その惨憺たる状況が、自分の作った場で起こったことだと想像してみてください。「自分は迷いなく、毅然とした態度で対応できる」と言い切れる人が、どれほどいるでしょう? 多くの人は、迷い、悩み、怯え、その挙句にようやく決断することが出来るのだと思います。
 荒らしにあって、それでも閉鎖を選択せず、有益な情報収集の場を提供しつづける決意をされた管理人の方々のこと、ぜひ、敬意をもって受け入れてあげてください。一度に最良の方法が取れなくても、頑張って試行錯誤されている方々を見守ってあげてください。自分がその場で何かを得たことがあるならば尚更です。

 幾つかの掲示板で、最近、立て続けに起こっている「あまり楽しくない状況」を見て、つい「管理人さん、頑張れ!」の気分になってしまったので、ちょっと管理人よりの文章になっちゃいました。
 まあ、自分自身に対しては、もう少し厳しい目で見なくちゃね、と思います。皆さんに助けられ、支えられてここまで来ました。感謝の気持ちは、いつでも忘れてはいません。だからこそ、このサイトを安易に閉じずに来られたのですから。今後とも、よろしくお願いしますです。

 と、ちょっとマジな話でこっ恥ずかしいので、この日記は、いきなり過去ログ行きで〜す。ははは。

2002年8月29日(木)

■ sigmarion III

 現在開催中の「mobidec 2002」において、NTTドコモ開発事業本部 MMターミナル開発部 担当課長の入鹿山 剛堂氏による「NTTドコモの次世代PDA戦略」と題した講演が行われました。この講演には「FOMA SH2101V、musea、次期sigmarionの可能性」というサブタイトルがつけられており、sigmarion IIIは果たしてあるのかないのか? あるとすればどのような形で出てくるのか? と、注目していた方も少なくないと思います。
 
【参照ページ】

ケータイWatch「【mobidec 2002】ドコモ入鹿山氏、sigmarionの今後の展開に言及
ZDNet Mobile「Windows XP搭載も検討〜ドコモ、シグマリオン IIIを開発中」

 これらの記事から気になる点をいくつか取り上げてみたいと思います。
 
新CPU
 CrusoeやMobile Pentinumという名前も挙がっていたようですが、「新バージョンのポイント」と書かれた表の中で、CPUに関しては「?」が付けられていないところを見ると、おそらく「XScale PXA250」で決定なのでは? と推測されます。
 
新OS
 CPUと同じ根拠により、OSも「Windows CE.NET 4.1」で決まりでしょうか。
 また、仮にCPUにCrusoeやMobile Pentiumを搭載し、OSにWindows XPを搭載する可能性を考えた場合、サイズはそれなりに小さく出来るだろうが、それに伴う価格の上昇により、10万に届くような価格になっても買ってもらえるかどうかという懸念がある、というようなお話だったようです。
 はっきり言って、それじゃ買わないでしょ。ドコモ以外のキャリアに関してプロテクトをかけ続けるつもりなら、尚のこと、そんなものに10万というお金は出したくない、とドコモユーザーの私でさえ思います。
 ドコモでの通信しかサポートしてない点を非難されつつも、sigmarionがヒットした背景には、圧倒的な価格の安さと、いい意味でのオモチャ的な気軽さがあったからではないでしょうか。CrusoeやMobile Pentium、Windows XPを搭載することによって、その、カジュアルな部分が消えてしまうことのないよう望みます。
 
新機能
 例としてあげられているのは「通話機能」と「ビデオ録画/再生」。ただし、これらは「?」付きです。
 携帯電話メーカーから出るPDAであることを考えれば、通話機能はあって当然とも言えます。内蔵された通信/通話機能を使ってしか通信できないなんて、とんでもない仕様にするのは勘弁してもらいたいとは思いますが。
 ドコモのシステムに魅力があれば、ユーザーはちゃんと選んでくれるわけで、本来の業務である部分の改善をおざなりにして、他キャリアを締め出すようなことばかりに走れば、ユーザーから背を向けられるのは必至でしょう。
 現在、携帯や他のPDAがカメラを搭載して、動画再生をサポートしている中、ビデオ録画/再生機能を付加しようという方向は必然だと思います。ドコモ自体が、そういうコンテンツを持っているわけですし。また、現実に、シグマリオンで動画を見るには? という質問は後を絶たないわけで、それを考えると、ユーザーから求められている機能と言えなくもないでしょう。
 もし、仮に動画撮影/再生機能を搭載するにしても、特殊なフォーマットのものしか見られないとか、そういうのは、まったく有り難くないので(というか、むしろ迷惑なので)、ぜひとも汎用フォーマットでの対応をお願いしたいと思います。
 
新サービス対応
 ドコモのメディア配信サービス「M-stage」やポータルサービス「infogate」への対応などが可能性として挙がっているようです。これらのサービスがどれほど普及しているのか分かりませんが、おそらく、これを売りにして拡販するということは有り得ないでしょう。むしろ逆に、sigmarionに搭載することで、これらのサービスを普及させたいという思惑なのかも知れません。
 
新デザイン
 さらなる小型・軽量・薄型、というのはどうなんでしょう? 現在のタッチタイピングの限界というラインは踏襲して欲しいと思います。軽量・薄型は、まあ出来るものならお願いしたいところではありますが。しかし、これ以上小さく軽くして、堅牢性が更に損なわれるのは絶対に止めて欲しい。今でも、ヒンジがすぐ壊れたり、キーボードがポロポロ取れたりして参ってるのに。毎日持ち歩く機器であるからには、もう少し「当たり前」程度の頑丈さが欲しいですね。
 そして、問題のゼロハリ・デザイン。変わってしまうことは、確かに寂しい気がします。が、私自身はあまり「ゼロハリ」にはこだわってなくて、別ブランドであっても、それが「素敵!」と思えるものなら受け入れられると思います。
 ゼロハリ・デザインならば、おそらく、外見に関して大きく期待を外される危険性はないですよね。もし、全く違うデザインで出てきた場合、それが好みに合わなかったら、ものすごくあっさりsigmarionから決別できそうな気がするんで、ある意味、ここが私にとって最大の分かれ目かも知れません。
 
次期sigmarionの方向性
 性能・機能を強化しつつ価格の上昇をどこまで押さえられるか? というのは、購入を考えるユーザーにとって、当然大事なポイントになります。もし、価格がJornada7xxシリーズに迫るような設定なら、Jornada買います。私でも買います。こんなサイトの管理人やってる私ですらそう思います。もちろん、低価格を求めるならば、その裏に、ドコモにお金を落とすための様々なおせっかいに目を瞑る、という条件は付きますが。
 主用途をメール端末や携帯ワープロ、高機能メール端末などに絞った製品にする、というのは案外悪くない気がします。ただ、仕事で使っている人にとっては、Pocket Officeがキラーアプリであるだろうし、音楽プレーヤーとして使うことや、動画を再生したいという人もいるはずです。でも、消すことの出来ないソフトをたらふく詰め込んで、メモリあっぷあっぷなんていうのも嫌。
 もし、ドコモがsigmarionで使って欲しいと考えるものがあるのなら、ユーザーの意志で自由にダウンロード出来るような形で供給して欲しいと思います。現在のmobileCustomみたいに、電話回線じゃないと利用できないなんてのは無しで、ぜひ。
 通信費を稼げなければ、ドコモとしては、sigmarionを安価に販売するメリットはなくなってしまうわけで、その辺との兼ね合いは難しいでしょうが、あまりに、見え見えの方策は、結局ドコモ嫌いを助長してしまうだけなんじゃないの? と私は思うんですが・・・。
 あと、このまま定番化して大量に販売していくとか、当分sigmarion IIのままで行く、というあたりは、この、H/PCというカテゴリに(いい意味でも悪い意味でも)大きな影響を与えたヒット商品を超えるための苦悩が垣間見える部分だと思います。
 これまで、sigmarionは、OS的には一世代前という立場で、前を行くモバギやJornadaに追いつけば良いという状況でした。しかし、今、sigmarion IIIを出すとなれば、まだ、どのH/PCもやっていなかったことをやらなくてはなりません。そこに踏み出すにはもう少し時間が必要である、という状況は十分理解できます。
 
 と、ざっと記事の感想など書いて参りましたが、最後に、入鹿山氏の口から実際に出たものかどうかは定かではないものの、「新機能が無駄な機能にならないような、ユーザーのニーズを抑えた新商品開発が必要」という言葉を信じ期待したいと思います。
2002年8月28日(水)

■ 残暑でザンショ・・・なんちって。

 すっかり過ごしやすくなって、夏ももう終わりか〜。などと言ってたのに、何よ、この暑さは。今日は、わけあって、アスファルトの道路を2時間歩くハメになったんだけど、もう、瀕死ですよ、ホント。眉毛溶けてますよ。冷房の効いたバスに乗って「やれやれ」と思ったのも束の間、キンキンに冷やされてぶるぶるですよ。

 んなことはさておき、日記をさぼっている間に、色々とイベントもありましたな。先週の水曜日は、テツヤさんをお迎えして広島ミニオフ。直前にpalさんの参加表明があって、計3名となりました。
 広島を代表する観光地「お好み村」で「そば肉玉」を食らい、ビールも飲んで、いや〜、満腹満腹。その後、同じビルにあるカラオケへ。最初、2時間の予定だったのですが、あまりの盛り上がりにガンガン時間は延長され、結局4時間も居座りました。まあ、そのうち半分近くは、歌も歌わずそれぞれのPDAを自慢したりという、いかにもPDAサイトのオフらしき光景ではございましたが。
 このようなワンパターンの接待でよろしければ、いつでもご案内いたしますので、お近くにお寄りの際は、ぜひお声をおかけくださいませ。

 週末は、月湖さんのとこでチャット。ひとんちにお客様という立場で参加するのは初めてだったので、非常に気楽に無責任に(笑)楽しめました。プログラマという肩書きの方には、無条件に憧れてしまう人なので、並み居るプログラマさんたちと同席出来た嬉しさに、ぽ〜っとログを眺めているうちに、ついうっかりタイムアウト・・・。楽しい話題が次から次へと出てきて、とても充実した時間でございました。
 それにしても、月湖さんの守備範囲の広さには敬服です。どんな話題でも外さずに返せるんだからスゴイ! 見習わねばと思いました。(これくらい誉めといたらいいかな?(笑))
 うちもまた、チャットやりたいですね。今度こそ、エラーなしで(笑) いや、笑い事じゃなくて、もう、あんな落ちまくりのチャットはコリゴリですから。新サーバーの様子を見て、上手く動くことが確認できたら企画してみたいと思います。

 というわけで、今週末サーバーの移行を行う予定です。深夜の時間帯でやるつもりですが、もしかしたら、何かのトラブルがあるかも知れません。一時的にアクセスできなくなっても、閉鎖したわけじゃないんで、そこんとこ、どうぞ、長い目と広い心でよろしくです。 

2002年8月20日(火)

■ 命名「赤鼻くん」

 ThinkPadの名前が赤鼻くんになりました。名付け親は私じゃありません。なので、センスの良し悪しには触れないように(笑)
 赤鼻くんの気に入ってるとこの一つが、キーボードにWindowsキーがないところですな。基本的にアンチMicrosoftな人なんで、なければない方が気分がよろしい。別になくても困らない。たとえ困ることがあったとしても、Windowsキーのない方を支持したい。って感じ。

 さて、次にやったのが、ActiveSyncのインストール。シグマリとの接続は、とりあえず一度、赤外線でパートナー関係を築きます。赤鼻くんは赤外線ポートを搭載してます。えらいえらい。この、赤外線ポート搭載というのも、赤鼻くんを選んだ理由の一つです。一度PCリンクを使ってパートナー関係を作っておけば、後はLANで繋げますから、そのためだけにケーブル買うのはもったいないし。
 それから、VisorEdgeと同期させるためにPalmディスクトップのインストール。HotSyncも赤外線で、と目論んだんですが、にゃんと、HotSyncマネージャーがWin2000での赤外線接続をサポートしてない。んな馬鹿な(ははは、と軽く笑いつつ)と、赤外線でHotSyncしてみたところ、みごとにVisorEdgeがフリーズ。ぐすん。

 が、しかし、これまで、何だかんだと言いながら解決法を探し出しているわけで、今回もきっと! という思いで検索スタート!! は〜い、ありました。まず、英語版のPalmディスクトップをインストールし、その後は、Palmのソフトレビューで有名なMuchy's Palmware Review!さんに、Windows2000での赤外線Syncについて詳しく書いてありますので、その通りに設定します。
 ざっと説明すると、コントロールパネルの管理ツール→サービスと選択し、「 Infrared Monitor」のプロパティを開き、これを「停止」させて、更に、「スタートアップの種類」を「手動」にしておく。というものでした。結果、無事、赤外線Syncの成功です。これで、母艦としての役割もバッチリ果たしてくれそうです。

 しかし、いつも思うことだけど、世の中には各方面の先達の方々がいて、そのおかげで私のような素人さんでも、やりたことを幾つも叶えてもらえているというのは、本当に有難いと思います。心から感謝!

2002年8月17日(金)
■ アレの種明かし。

アレとは、これです。

【ヒント】その1

箱

【ヒント】その2

トラックポイント

などともったいぶっても仕方ないので、これです。

ThinkPad 閉じたところ。ThinkPad 開いたところ。

なんだか、真っ黒ですが「ThinkPad」でございます。

 WinPCには基本的に興味のない私ですが、このThinkPadだけは長いこと憧れてました。一番のポイントは、やはり赤いトラックポイント。真っ黒なボディにそこだけ灯がともったように見える、この赤いポッチがいたくお気に入りなのです。そして、持ってるとちょっとばかし「デキる奴」に見えそうなところ(笑) はいはい、所詮、その程度の理由です。
 写真だと対象物がないので分かりにくいですが、B5ファイルサイズ。12.1型XGA TFT液晶。中身はMobile Intel(R) Pentium(R) III processor 733MHz-M、HDD15GB、メモリ128MB、Windows 2000 Professional。スペック的には可もなく不可もなくといったところですが、余計なソフトが入ってないせいか、起動も動作もキビキビしていて、非常に気持ちいいというのが第一印象でした。

 まず最初にやったのが、無線LANの導入。以前、VAIOに無線LANを導入する際、めちゃくちゃコケたのは去年の9月の日記を読んでもらえば分かりますが、この原因が判明しました。ドライバの不具合だったということで、メルコからアップデートが配布されています。あんなに苦労したのに、なんという…。ということで、今回は当時のような裏技なしで上手くいくはずです。
 前もって落としておいたドライバをCF経由でインストールします。その後、ユーティリティソフトでネットワーク名を設定して、はい、完了。嘘みたいにあっけなく。まったく、嬉しいやら悔しいやら。タイムマシンに乗って、去年の9月の私にこのドライバを届けてあげたいわ(笑)

 続いて先日買ったDVD-ROMをFireWireで接続。そう、このために買ったんですよ。このThinkPadはCD-ROMが付いてないんですね。どうせ外付けのCD-ROMを買うのなら、いっそDVD-ROMにしてしまえ! そしたら、iMacにも繋いで一挙両得! 一石二鳥!ということだったと(笑)
 繋いだだけじゃなんなんで、ついでにDVDも観てみました。液晶が小さいのが難ですが、ストレスを感じるほどじゃありません。接続スピードも十分でコマ落ちもないし、画面もとても綺麗。iMacだと、走査線が気になる部分もあったんですが、液晶だとそういうこともないし、ThinkPadの方が鑑賞に向いてますね。

 とまあ、とりあえず今日のところはここまで。ついでに、iMac周りの写真も公開しときます。正面からなので、自慢の花柄が見えないのが残念ですが(笑)

花柄iMacと仲間達。

2002年8月16日(木)

■ さよなら、VAIO。
 あうう。この日の日記をうっかり消してしまった。よって、内容を思い出しつつもう一度書きます。とほほ

 VAIOのバッテリーがいかれてしまったので売ることにしました。ついでに、IXYも売りました。そのお金でアレを買うことにしました。アレとは、私が前から憧れていたものです。
 ということで、明日につづくわけよ。ごめんなさい。もう一度書く気力がありませんでした。ふ〜。

・・・と書いたところ、キャッシュに残っていた日記を送っていただけました。復活!でございます。どうもどうも、ありがとうございましたぁ〜。つーわけで、以下消滅前の日記です。

 VAIOのバッテリーが充電しなくなってしまいました。充電しないということは持ち歩くことが出来ないということですね。C1というのは持ち歩けてなんぼって機種だし、外に持ち出さないまでも、せっかく無線LANカードも装着してるのに、電源コードがないと使えないなんてどうもねえ。
 ちゅうわけで、売りました! 付属品は全部揃っていたので買取上限額からバッテリー分10,000円マイナス、というところ。実際のところ、最近VAIOの出番は殆どなくて、シグマリオンのバックアップ(これも、CFで済ませることが多い)と、母艦経由でしかインストール出来ないソフトを入れる時くらいでした。後は、Macでは用意されていないソフトを、どうしても使ってみたいなんて場合も、ちょっくらありますが。
 こんなに愛着の湧かなかったマシンも珍しいです。元々、随分古い型で、馬力も容量も足りないところへ、SONYさんが山ほどバンドルソフトを入れてくれちゃってるもんだから、ちょっとした作業をさせるのも、息絶え絶えというか、いつでも脂汗流してぜいぜい言ってるような感じだったんですよね。
 それでも、どこかものすごく気に入った部分があれば、どんなに出来の悪い子でも、メモリを増やすとか、バッテリを買うとか手を加えて、手放そうとは思わなかったはずなんですけど、残念ながらそれがなかった。たぶん、こういうものは相性の問題で、私には合わなかったということなんでしょうか。
 
 さて、ついでに、と言ってはなんですが、IXYも売っちゃいました。これは、欲しくて欲しくて買った初めてのデジカメで未練もたっぷりあったんですけどねえ。ただ、最近、日常的に使ってるのはもっぱらD-snapで、IXYを持ち歩くこともなくなってたし、家で撮る分には父親のFinepixがあるんで、思い切って手放してしまおうと。こちらも付属品はバッテリーケースがなかっただけだったので、100円ほど引かれましたが、ほぼ上限額で買い取ってもらえました。
 ということで、手元にまとまった現金が入ってしまったので、アレを買おうと思います。アレとは、私が以前から憧れていたアレです。基本的には、このカテゴリーのものは毛嫌いしてるはずなんですが、アレだけはすごく好きで、この手のものを買うならアレしかないと決めていたものです。
 早速、ネットで購入ボタンをぽちっとな。届くまでの間、アレの情報を探して回ります。よしよし、概ね評判いいぞ。というか、だいたい欲しいものの情報なんて、良い事しか目に入らないものですがね。
 明日はアレの種明かしです。じゃっ!

2002年8月12日(月)
■ 実は買っちゃってました。
 DVD-ROMを探して、ショップを渡り歩いてみたのですが、なかなか目当てのブツに巡り会えなくて、最終的にはネットの通販で既にみつけてあったし、それで行くか、と思ってバスの時間までの時間つぶしのつもりでアテもなくショップをふらついていたら、何と! どこで見落としていたのか、狙ってたものを発見。
 しかも、どっちにしようかと迷っていた二つの機種が両方ともある(一体、今まで何処に目を付けて探していたのか自分でも不思議)。違いは、ACアダプタを必要とするかどうか、という部分で、それによって価格差が2,000円。んー、ちょっと高いけどバスパワーにしとくかなとレジに行きかけて、ふと箱の裏の文字に目をとめると「Windowsで使うには、別売の・・・が必要です」みたいなことが書いてある。
 2,000円割高な上に、さらに別売オプションが要るのか!? だめだ、それじゃまるっきり予算オーバー。慌てて(別に慌てる必要はないけど)引き返し、もう一方の製品を鷲掴み(別に鷲掴みにする必要も、もちろんない)にし、ACアダプタも付いてるけど、Windows用のソフトも付いてるそいつをレジに持って行きました。
 お金払うまで気が付かなかったんだけど、丁度何かのセールをやっていたらしく、値札の金額から5%引きになってました。いや、儲けたね。ぐはは。
 
 では、話を昨日の日記に書いたApple DVD Playerがインストール出来ない件に戻しましょう。
 インストーラに「出来ない」と言われたところで、素直に引き下がるshi-samaではございません。絶対に何か裏技があるはずだ! と信じてネットで検索しまくりました。そして、発見!
 というか、私の買ったDVD-ROMの製造元である加賀電子のサイトにばっちり書いてありました。メーカーが配布してるくらいだから、裏技でもなんでもないんですけど、一応、自分の覚え書きも兼ねてご紹介しましょう。
 
(1) 機能拡張マネージャで「Apple CD/DVD Driver」のチェックを外し再起動。
(2) 「Apple DVD Player 2.7」をインストール後、「Apple CD/DVD Driver」のチェックを入れ再起動。
 
と、これだけ。
 どうするどうなる! と大騒ぎするほどの作業でもなかったわけですが、これを見つけるまでは、さすがにうろたえました。とか言いつつ、実は、最悪使えなくてもいいや、とも思ってたんですけど(^^;
 別に、せっかく買ったDVD-ROMがお部屋のこやしになってもいい、というわけじゃなく、他の使い道が頭にあったので。それにしても、あっちとこっちと両方で使えて、初めてお得な買い物と言えるので、やっぱり、花柄DVD-Player化計画、成功して良かったです。やっほ〜!
2002年8月11日(日)
■ 花柄iMac、DVD-Player化計画。
 現在使っているDVD-Player、非常に調子が悪い。ディスクを認識してくれない。トレイにのっけて飲み込んではくれるものの、その後、すぐに吐き出そうとする。何度も何度も繰り返している内に、ようやく認識されて再生が始まるという調子。ここまでこぎ着けるのに、30分もかかる。これじゃ、「さ、DVD観るわよ」という気持ちも冷めてしまうというものです。
 そこで、最近安くなってるし、そろそろ新しいDVD-Player買おうかなと考えてはいました。が、ここで、ふと思いついたのが、花柄iMacでDVDを観たい! 作戦(笑)。花柄さんは、CD-R/RW搭載機です。それ以前に発売されたiMacはDVD-ROMが乗ってたんですけど、当時は、まだDVD-Playerも調子良かったし、それより、CD-R/RWの方が魅力的だと思ってたんですね。
 ともかく、花柄さんでDVDを観るには外付けDVD-ROMが必要です。選択の条件は、
・安いこと。
(2万を越えたくない)
・Windowsでも使えること。
(せっかくなら、一石二鳥を狙う)
・FireWireで接続。
(世の中、USB2.0が席巻してますが、ここはMacの意地で(笑))
・出来ればバスパワー。
(別に持ち歩くわけではないけど、パソコン周りの電源コードの数をなるべくなら増やしたくない)
ま、こんなとこでしょうか。
 
 次に、花柄さんでDVDを観るためのソフト。これは、Apple DVD PlayerというソフトをAppleが無償で配布してくれてます。早速、Appleのサイトへ行ってダウンロードしインストール。
 ここで、問題発生。インストールの途中で「このマシンにはインストール出来ません」と叱られてしまう。何故にインストール出来ないのか? ネットで調べた結果、Apple DVD Playerは、DVD-ROMを搭載したマシンにしかインストール出来ないらしい。インストーラがマシンを勝手に判別してしまう。なんて余計なおせっかいを(笑)。
 うーん。どうしましょう。ここで諦めるわけにはいかないのよ。だって、実は、もう外付けDVD-ROM買っちゃったんだも〜ん(笑)
 どうするどうなる、花柄iMac、DVD-Player化計画!!
 
つづく…。
2002年8月9日(金)
■ 星、いくつ?
 先月、合格しました! と報告した「ドットコムマスター」の合否通知&認定証書が届きました。合否通知には「達成度」という成績表みたいなものが付いてます。
 問題の出題範囲を5つに分けて、それぞれを5段階評価してあり、最後に総合で5段階中いくつなのかが書いてあります。言ってみれば、学期末にいただいていた通知表のようなもの。とりあえず合格したということで、見せてもたぶん恥ずかしくないはず! ということで大公開!!(笑)
(1) 前提知識(ハードウェアとOS)
   ★★★★☆
 
(2) 運用(アプリケーション設定と使いこなし)
   ★★★★☆
 
(3) 技術(インターネットの技術)
   ★★★★☆
 
(4) サービス提供
   ★★★★★
 
(5) 利用知識(利用に関する一般知識)
   ★★★★☆
 
総合
   ★★★★☆
 
 なんか、よくワカランな。総合で星が幾つだから合格、ってものじゃないらしいです。例えば、5項目の内、4つまでが星5個でも、残り1つが星2個だとダメなんじゃないかとか。突出して悪い項目があると受からないらしい、というのがほぼ定番みたい。
 久しぶりに通知表をもらって、ちょっと夏休み中の学生さんの気分になりました。ちなみに、小中高と、国語の成績だけは5から落ちたことがない、というのが唯一の自慢だったり。他は…。聞かないでっ!(と言い捨てて涙を拭きながら逃亡)
2002年8月8日(木)
■ 遠い目。
 今週に入ってから、NHKで深夜3時から「MUSIC BOX」という番組が放映されているのをご存じでしょうか? この番組、不定期に時々やっていて、私は結構好きでつい見てしまうのですが、昔のヒット曲を当時の世相とともに流すというものです。
 これが、月・火と80年代特集でして、流れてくる曲もさることながら、背景に流れる当時の世相が非常に興味深い。例えば、コードレス創世記というか、コードレスホンにコードレスアイロン、コードレスヘアドライヤー。コードレスホンで大喜びです。携帯電話なんて、まだまだ夢のSFグッズに過ぎなかったんですねえ。
 他には、マイコン(パソコンとは呼ばれていなかった)の普及。幼稚園児が教わってますよ。カセットテープですよ。フロッピーですらないですよ。画面はアルファベットとカタカナですよ。もちろん、カラーじゃないですよ。黒い背景に緑の字ですよ。画像なんか表示されてないですよ。まして、インターネットは何者だ?ですよ。この頃、この年齢からコンピュータに触っていた子供達は、現在20代後半。きっとコンピュータ業界で大活躍してる人も少なくないんでしょうね。
 女子のファッションも興味深い。眉毛濃い!(笑) 男子は刈り上げに前髪長い、いわゆるチェッカーズカット。ディスコブーム。ソックスくるぶし。ジャケットだぶだぶ。片耳に変なイヤリング。竹の子族。ナメ猫。フィフティーズブーム。中高生の名刺交換ブーム(今ならプリクラ?) しかも、その名刺はプリントゴッコ(笑) ハレー彗星の大接近。JR発足。カメラは銀塩。みんなが持ってる写ルンです。
 バブルの時代と言われながら、今振り返ると、えらく庶民的な風景が多いです。結局、バブルを享受できたのは、一部の人たちに過ぎなくて、庶民はバブルという言葉にリッチな気分を味わっていただけなのかも知れませんね。
 まっとうな社会人で、深夜3時じゃ見ることが出来ないって人は、ビデオに録ってでも見る価値はあるような気がします。あ、もちろん、80年代が懐かしいという年代の方限定です(笑)
2002年8月7日(水)
■ とりあえずやる事はやった。
 新サーバーへのファイル転送は完了。結局一番躓いたのは、もう一つのサイトの方で、SSIを使用したページ。たった一行のソースに一晩かかってしまったわ。上手く動いた時は万歳! な気分でした。
 後は、ホスティングサービスが用意してくれたソースを貼り付ければいいだけのはずのものが、どうも表示がおかしくて、自分でいろいろいじってる内に、なんとなくソース自体に原因があるような気がしてきたので、ヘルプデスクにメールで問い合わせたら、案の定、用意されていたソースの中に不具合があったとかで、新しいソースをもらって無事解決。昨日の深夜(今日未明)に送ったメールに対して、今日の午前中に返事が届いて、想像以上に素早い対応で驚いた。これなら、今後も安心かな。
 それに引き替え、現行サーバーの方には、ここにきてちょっと不信感が湧いてきた。言ってることに矛盾はないんだけど、あまりユーザーの立場に立った対応じゃないなという感じ。ま、もうすぐオサラバだからいいけどさ。
 というわけで、後はDNSが変更されるのを待つばかりなんですが、現行サーバーの解約にえらい時間がかかりそうなので、実質稼働は来月になるかも知れません。でもって、もしかしたら、何日かアクセス出来ない状況になる可能性も出てきました。何とか回避出来るように努力するつもりですが、もしもの時はお許しくださいませ。
2002年8月5日(月)
■ サーバー移転。
 ただいま、サーバー移転作業中です。といっても、一応「TOZENSO.com」は自ドメインなので、アクセスしていただくアドレスは変わりません。また、シームレスな移行を目指して鋭意努力中です。もし、何かおかしな所を発見された場合は、メールでお知らせください。お願いします。
 現在のレンタルサーバーに、特に容赦できない何かがあったというわけではないのですが、ちょっとお高いのと、お高い割に容量が少ない点が、不満といえば不満な点でした。今度借りるサーバーは、値段はちょっとばかり安くて、容量はぐーんとアップで、メールアドレスが100個取れるということです。
 100個もメールアドレスもらっても仕方ないんですけどね(笑) まあ、もし、tozenso.comのメールアドレス欲しいって方がいらっしゃったら、無料でお分けしてもいいかな、と思ってます。ただ、管理者が私ですので、信頼性には欠けると思いますが。
 さて、移転作業の進行状態ですが、なかなか大変ですな。今度のサーバーはWin2000なので、CGIの書き換えとか、ちょっと気が遠くなりかけてます(笑) とりあえず、表面的な部分だけでも、皆様にご迷惑をかけないよう頑張りますので、どうか温かく見守ってやってくださいまし。