2002年7月の日記

シグマリオンとの蜜月日記…じゃなくなってます(笑)


2002年7月30日(火)
■ マツケンサンバ
 凄いものを見てしまいました。それは「マツケンサンバ」。
 なんじゃそれ? ですか? ですよね? 私も聴いたことも見たことも想像したこともなかったんですが、今日、たまたま、演歌好きの母に付き合って「NHK歌謡コンサート」を観ておりましたら、金ぴかの着物を纏った「暴れん坊将軍」こと松平健さんが、軽やかなステップを踏みながらサンバのリズムに乗って歌い始めました。
!!!!!!!!!
 もう、釘付けです。将軍の名にいささかふさわしくないハイトーンで、あの、松平健さんがのりのりで歌います。初めてデーモン小暮閣下をテレビで観た時を(ある意味)しのぐ衝撃を受けたと言っても過言ではないでしょう。
 さっそく、ネットで調べてみたところ、「マツケンサンバ」とは、松平健さんの舞台でいわゆるファンサービスのような形で歌われてきたものらしいです。テレビで歌われていたのは「マツケンサンバII」で、ということは当然「マツケンサンバI」がある! 聴きたい。ぜひ聴いてみたい。
 松平健公式サイト「華鳥風月」によると、「マツケンサンバ」のCDを通販で購入出来るとのこと。うう…、買ってしまいそう(笑)
 ま、そんな無駄遣いはさすがにしたくないので、とりあえず、明日16時15分からの再放送をビデオに録りたいと思います。<って、録るんかいっ!
 もし、再放送の時間帯に観られる方がいらしたら、ぜひ、観て欲しい。絶対、お薦め(笑)
2002年7月26日(金)
■ う、うぞっ!

合格! えー、実は、ワタクシ「.com Master ★」(ドットコムマスター シングルスター)という検定試験を密かに受験しておりまして、その結果が出ました。右の画像にありますように、何と合格! でございますです。

 受験したことを黙っていたのは、とりもなおさず、一欠片の自信もなかったからでして、何故自信がないかというと、言うまでもなく、まともに勉強していなかったからでございます。
 7月7日が受験日だったのですが、6月27日の日記で「仕事がすすまんのぉ」とぼやいているのが、この検定の為の試験勉強のことでした。また、試験の直後には大阪オフが控えていたわけでして、それに向かってテンションは上がっていってる状況で、勉強しなくちゃと思いながら、人は、楽しい方へ楽しい方へと逃避していくわけで…(笑)

 だいたい、私がやったことと言えば、公式テキストと問題集を一冊、一回ずつ通して読んだだけ。自分の弱点(Windowsのハード面やインターネットのセキュリティ関係、通信速度を求めるなどの計算問題)は把握していましたので、試験直前にその部分は重点的に読み直しましたが…。

 「.com Master ★」というのは、内容的にはそんなに難しいものではありません。ハード・ソフトの基本的な知識やインターネットを利用する上での一般知識があれば、だいたい問題の意味も分かるし、ちょっと調べれば解答出来るようなレベルです。
 が、試験となると勝手が違ってきます。まず、時間との闘い。休憩を挟んで一部・二部で行われるのですが、一部はともかく、二部は問題を一通り読んで、直感で回答していくだけで精一杯でした。最後に解答を見返すことも出来ませんでした。
 それから、ひっかけ対策。長い間、受験などというものから遠ざかっていた身ですから、こういう試験独特の意地悪さに、見事なまでに引っかかってしまいます。勉強している間も、それを身に染みて感じてはいたのですが、正直、それに対抗する術も見出せないまま当日を迎え、終わった後は、ただただ無念のため息ばかり。まあ、本当に、「勉強した」といえるような状態ではなかったので、自業自得なんだけど。
 そんな私が合格出来たのは、たぶん、この日に限って、恐ろしく勘が働いたとしか考えようがないですよ、ホント。

 とにかく、実力だろうがラッキーだろうが、まさか合格するとは本当に思っていませんでしたので、すごく嬉しいです。既に眠っていた母親を叩き起こして報告したくらいです(笑) これが、何かのステイタスになるなんてレベルの資格ではないけれど、今まで、自分のスキルがどの程度のものなのか、何一つ具体的に証明する術もなかった私も、少しだけ自信が持てるようになったかなと思います。

2002年7月24日(水)
■ ささやかな更新。
 最近更新したページについて、ちょっと触れてみます。
 
「過去の日記の一気読み」にMeDOCファイルを追加。
 雲慕能(うぼの)さんのご厚意により、MeDocファイルを提供していただきました。Palmをお使いでない方のために少し説明しますと、MeDoc形式というのは、Palmでテキストを読むためのファイル形式の一つで、前にアップしていたDocファイルも、ほぼ同じ形式と言えます。
 MeDocとDocのどこが違うかというと、Doc形式の日記では、一ヶ月分のファイルを、ただ上から順に読んでいくしかないのですが、MeDoc形式にすると、一ヶ月分の日記の中に、日付毎のインデックスがつきます。
 また、雲慕能(うぼの)さんの仕事の素晴らしいところは、インデックスに日付だけでなく、その日の日記のタイトルも表示されるようにしてくださったことです。実は、私も、MeDoc化の作業をやりかけて、日付毎のインデックスを付けるところまではたどり着いたんですが、「果たして日付の目次があったところで何の役に立つのだろう?」と思って(というか、はっきり言えば、そこで気力尽き果てて)、途中で投げ出してしまっていました。
 しかし、日付の横に、その日の日記のタイトルが付いたことで、気になる日記だけを拾い読みしたりすることも出来ます。それに、これだけの作業をするのって、想像以上に手間のかかることなんですよね。ですから、雲慕能(うぼの)さんには、本当に感謝です。ありがとうございました。
 
「PDAサイト管理人に100の質問」を若干修正。
 この回答をアップしたのが去年(2001年)の11月で、それ以降、私の環境も変わったりしたものですから、ちょっとだけ修正しました。主に、オフ会絡みの部分です。
 
トップにサイト内検索窓を設置。
 こんなサイトでも、開設以来二年近くになるわけで、それなりに情報らしきものも蓄えられてきました。あえて一つのコンテンツにしてはいないものの、日記の中には、もしかしたら誰かのトラブルに対する、某かのヒントになる記述もあるかも知れません。
 ということで、「TOZENSO.com」内を検索出来るようにしてみました。何かのお役に立てれば幸いです。ちなみに、これで検索すると、シグマリ関係以外のページもヒットしてしまう可能性があるのですが、もし、そちらに迷い込んでしまった方は、速やかに脱出されることをオススメします。いや、別に実害はないと思いますが、おそらく混乱・困惑を引き起こすことになりますので…(笑)
 
 さて、有り難いことに、手元に更新ネタは大小とりまぜて幾つかあります。が、ネタを形にするまでの作業がなかなか進みません。ある日、何かが閃いたら、一瞬にしてどーんとアップすることもあるとか、ないとか。とりあえず、今日は、注文していたDVDが届いたので、それを観る(つまり、更新作業なんかしねーよ、と・笑)でしょう、絶対。
2002年7月22日(月)
■ 小さな幸せ。
 シグマリ2が入院して以来、ぽっかりと心に穴があいてしまったような日々を送る私に、「元気出せよ。俺がついているじゃないか」と、真っ赤なシャア・シグにビューネくん(藤木直人バージョン)バリの言葉をかけてもらって、「ありがとう。元気だすね」とシャア・シグをぎゅっと抱きしめたりなんかは、全然していないshi-samaです、こんばんは。
 前回と同じショップにシグマリ2を預けてきました。前回もハンサムなお兄さんでウキウキ(笑) だったんですが、今回もこれまた、とってもハンサムなお兄さん(しかも、ベッカムヘア)で、とりあえず「ラッキー!」と心の中でガッツポーズ(笑)
 このショップは、だいたいどの店員さんに当たっても、不愉快な思いをしたことがないです。今回のベッカムお兄さんも、ハンサムなことと接客態度とは別問題で、容姿が良ければ何でも許すほど私は甘くないつもりですが、結果的に、大変気持ちよく応対していただきました。
 修理の持ち込みというのは、多かれ少なかれ、ユーザー側には某かの不満があるわけで、それを最後まできちんと聞いてもらえることで、不満の大半は解消してしまう場合が多いのではないでしょうか。不満を増幅させ、怒りに変えてしまう最も大きな原因は、ユーザーの言葉を途中で遮ったり、強引にマニュアル通りの応対へ持っていったりという、相手の立場に立てないショップ側の態度じゃないかと思います。
 その点、ベッカムお兄さんは、再修理ということへの私の不満を最後まで聞いてくれたし、ネット上ではシグマリオンにはヒンジの故障が多いともっぱらの噂ですよ、という話にも耳を貸してくれました。もちろん、ショップのお兄さんが納得してくれたからといって、それが(修理を担当する)NECに伝わるかというと疑問ですが、しかし、頭ごなしに「ここで、そう言われても修理するのはNECなんで」などと応対してしまうショップもあるという噂も聞く中、DoCoMoショップとしては、かなり高レベルな対応ではないかという気がします。(そもそも、DoCoMoショップに過剰な期待はしてないっつーか・笑)
 繰り返しになりますが、こういう窓口の仕事というのは、客の話をきちんと聞くことが基本だと思います。それさえも出来ない担当者が、なんと多いことか。特に、お役所関係! あんたら最低です。 あんた達は毎日同じ説明を繰り返しているだけかも知れないけど、利用する方は、大概初めてでまごついているんだよ。それに対して、切って貼ったような受け答えしか出来ないなんて、何なのよ。笑顔を見せたら損だとでも思ってるのか? そういう態度だから、誰が、あんたらの給料払ってると思ってるんだ! と、口には出さないけど、心の中で叫んじゃうんだよ、まったく。…は! つい興奮してしまった…。(どうやら、最近嫌な思いをしたらしく、かなり私憤にまみれてます。私と無関係なお役所勤めの方々、申し訳ない)
 話はすんごく逸れちゃったけど、ともかく、いろいろと評判の芳しくないDoCoMoショップですが、きちんと見極めてショップを選べば、こっちも不愉快な思いをしなくて済むわよね、というお話。
 あと、ベッカムお兄さんはシグマリに多少興味を抱いたようだったので、「シグマリオン、いいですよ。お一ついかが?」などと、DoCoMoショップの店員さん相手に、シグマリオンのセールスをしてどーする! みたいな、微笑ましい会話もありましたとさ。
 
 と、ここまで書いて、ふと今日の日記のタイトルを見返してみたところ、どうやら、はじめに考えていたネタとは全然違うものになってしまったということに気がつきました。えっと、小さな幸せとは何か、と言いますと、「パンダのAIBO『ロンロン』プレゼント」というキャンペーンを覚えていらっしゃいますでしょうか?覚えていない人は検索するように(笑)
 実は我が家に、「サントリーウーロン茶キャンペーン事務局」より郵便物が届きまして、そこには「当選おめでとうございます」と書かれた一枚の紙片とともに、パンダのAIBO「ロンロン」の携帯ストラップが!
 というわけで、小さな幸せ物語でした。くすん。
2002年7月18日(木)
■ 入院二題。
 大阪オフをどうにか乗り切ってくれた我が腰抜け寸前シグですが、このまま使っていてぱったり逝った瞬間に液晶まで破壊、なんてことになるととっても困るので、とっとと修理に出すことに。その為に、バックアップを取って、初期化して、代替えのシグ1を再セットアップして、という作業をこなし、保証書を探したところ、ない
 私は決して整理整頓の行き渡った人ではないのですが、この手のものを無闇に捨てたりすることもないはずです。というか、要らないものまで捨てられない故に、整理整頓が出来ない、ということでもあるんですが。
 もし、自分が無意識に突っ込むならどこか? ということを想定しながら色々探してみたのですが、見つからない。うーん、前回の修理記録はDoCoMoの方に残ってるはずだから、このまま持って行っても大丈夫かなあ。でも、こっちの落ち度をつかれるのは嫌だしなあ。と、ぶつぶつ言いながら、シグマリを入れようとケースを開いてみると、あったよ、その中に。
 そうか、大阪に持って行くときに、ケースを一回り大きなもの(VAIOを入れていたやつ)に変えていて、これまで使ってたシグ専用の方について、すっかり忘れていたんだわ。どうも、最近歳のせいか物忘れが…(笑)
 まあ、ともかくこれで入院準備も整ったっちゅーことで、明日あたり、シグ2二度目のご入院となりそうです。
 
 さて、もう一つの入院騒ぎは、うちの父。といっても、別に即、命に関わることではない(長い目で見れば、それなりに命に関わるでしょうが)のでご心配には及びませんが、このところ、一年に一回のペースで入院してまして、しかもそれが決まって夏場だったりして、まるで避暑気分かよっ! ってツッコミも入れたくなる親不孝な娘です。
 それにしても、一日おきに母か私かが洗濯物を取りに行ったり、父の仕事に必要なものを持っていったりしなくちゃならないわけで、しかも、その病院が遠いんだ、これが。
 まあ、とりあえず病院にいてくれれば一応安心だし、これを機会に自分の身体のことを真剣に考えてくれればいいな、と思います。<と言いつつ、三度目の入院だが。まったく懲りない父だ。
2002年7月16日(火)
■ 大阪珍道中記(その2)
 7月12日、金曜日。いよいよ、大阪オフ第一日目。午後3時にチャットをオープンさせる予定。それまでの時間、再び大阪駅まで出て、やっぱりヨドバシとソフマップへ行く。他に行くとこはないんかい、とセルフツッコミ。旅先で気が大きくなってるのか、万単位であれもこれも買ってしまいそうになる。こんなもの買ったら、すごい荷物になる、と思って踏みとどまる。というか、そういう理由はちょっと違う気もする。ところで、ソフマップの中古カメラコーナーで、D-snapが一万円台で売られていた。しかも赤。悔しいので買ってやろうかと思った。いや、もちろん買わなかったけど。
 
 出先でチャットをオープンさせ、急いでホテルに帰ってチャットを進行していると、Internal Server Errorの頻発。これが、今回の大阪での最大のトラブルになる。いろいろと考えつくことをやってみるが、どうもうまく行かない。エラーチェッカーを走らせてみても、CGIにそれらしいエラーは見つからない。だいたい、今までのチャットで使っていたのと同じものなんだから、今回だけエラーっていうことが腑に落ちない。
 
 LANの方を落ち着いて対処しよう、と思っていたのにそれどころじゃなくなって、ずっとチャットのメンテにかかりきり。しかも、LAN接続が実現していないので、H"で繋ぎまくり。通信費かかりまくり。一つ転ぶと何もかもがつられて転ぶという、悪循環の見本のようだ。結局、チャットのエラーは回避出来ず、オフ会の集合時間までタイムリミットぎりぎりのところでホテルを出る。昨日もあせって出かけたし、今日も今日とて…。いつも地下鉄の駅を小走りに歩いているような気がするんだけど。(ところで、「小走り」は歩くのか? 走るのか?)
 
待ち合わせ場所に到着。幹事の、爺ことChaoひろさんがシグマリオンを手に持って、待っていてくれたのですぐに分かった。爺と一緒にいたのが、掲示板などで肩慣らしもしないまま、いきなりオフ会参加という、勇気あるSさん(この時点でまだハンドルが決定されていないので、イニシャルで)。少し遅れてぽんぽんさんの登場。あと、もう二人(OKAさんと若造)は遅れるということなので、4人でオフ会会場「和民」(居酒屋)へ。
 
 そういえば、掲示板でさんざん煽られていた爺は、やっぱりというか、ガンメタを買っていた。USB変換ケーブルも合わせて購入し、シグ2ネタを指をくわえて見ていた鬱憤を晴らした様子。自慢のガンメタを早々にテーブルの上に置き、eoでの常時接続で実況チャットを担当してくれていた。
 
 まずはビールで乾杯。それぞれ、自分のデジモノ自慢大会に突入。私はもちろん、D-snap。ぽんぽんさんはEXILIMを手にとっても嬉しそう。爺はアナログなカメラ。マニアックなので私には分からない。ポラロイドで、その場で写真を撮ってくれた。料理にもあまり手をつけず、テーブルにシグマリを並べているという、いかにもPDAなオフ会らしい光景。
 
 その頃、大学の講義&試験を終えた若造ことco1さん到着。未成年につき、ビールはNG。ウーロン茶で我慢してもらおう(というか、そもそもアルコールには弱いらしい)。それまで、殆ど手つかずだった料理を、若造一人が平らげる。若いって素晴らしい! その内、オフ会で決める予定だったSさんのハンドルをどうするかの話になった。一応、私が命名権を与えられていたので、責任を感じつつ候補にあげたのが「つくね」と「軟骨唐揚げ」。なんのことはない、メニューを開いて、目に付いたものをピックアップしただけだったり。
 
 Sさんの「軟骨唐揚げ」は勘弁して欲しいという、非常にネガティブな希望により、「つくね」に仮決定。たぶん、この瞬間、彼はこのオフ会に来てしまったことを後悔したに違いない(笑) が、その後のチャットでは(仮)付きながら「つくね」を名乗ってくれていたので、彼なりに覚悟を決めてくれたのだろう。(以後、Sさんは「つくね」さんということで話を進める)
 
 若造の腰抜けシグを見て同情する。が、常に背もたれが必要なシグというのも、箱入り娘(息子?)っぽくて面白いと思った。手の掛かる奴ほど可愛いじゃないか。って、私のシグも、腰抜け一歩手前な状態なので、そんな悠長な事を言ってる場合じゃない。
 
 つくねさんは、ATOKの学習機能がお馬鹿だといって、ぽんぽんさんに相談していた。意外とATOK使ってない人が多くてびっくり。私は愛用派である。IMEを殆ど使ってないので、ちゃんとした比較は出来ないけど、Macのことえりに比べたら、断然お利口さんだと思う。まあ、入力の関係は、かなり好みの分かれるところだろう。
 
 その内、お店の人がラストオーダーをと言ってきた。おいおい、もう一時間半も経ってるのか? あっと言う間だ。それに、まだOKAさん来てないよ〜。とりあえず、OKAさんの分のビールを確保しつつ、間に合うことを祈る。そして、本当に、ラスト30分を切ったところで、ようやくOKAさんの登場。今宵、3度目の乾杯をする。
 
 この間も、eoを使っている爺と若造が、ずっとチャットを見ていてくれたが、やはり、エラーが頻発していた。私も爺のガンメタを奪取して書き込んでみたりしたんだけど、エラーが出てしまうので「面白くないから返す」とか、言いたい放題である。誰がチャットの責任者だと思ってるのか、問い詰めてやって欲しい。いや、やめて。
 
 ぎりぎりOKAさんが到着したところではあるが、2時間の予定の一次会が終了。その後、全員でカラオケへ流れる。OKAさんがミュージシャンであるということで、カラオケでは期待が集まる。結果的に、その期待にはばっちり応えてくれた。しかし、歌唱力方面とは別の意味で(笑) だって、あなた、「銭形平次」ですよ。あたしゃ、カラオケで「銭形平次」を歌う人を初めて見ましたよ。その他にも「赤いスカーフ」に「ガッチャマン」に「お江戸」でっせ。
 
 カラオケでは、自分の好きな歌だからという、純粋な理由で曲を選ぶ人と、聴いている人たちをどれだけ楽しませることが出来るか、という基準で選ぶ人と、二つのパターンがあるように思う。OKAさんは、やはり、客前で、曲を聴かせ、見せるということのプロであるわけだから、たとえ、カラオケであろうとも、そこには、人を楽しませようという意識があるんだなと感心した。
 
 私はというと、まあ、ごめんなさいって感じ(笑) 聴いてる人に苦痛を感じさせるということには、少々自信があるぜ。いや、ほんと、お耳を汚してしまって申し訳ない。なんか、みんなでワイワイやってる内に、また2時間経ってしまった。本当に、時間の流れるのが早く感じた。それは、やっぱり、楽しい時間だったからに違いない。
 
 若造は終電の時間があるということで、一足早く退場。大学の試験中だというのに、半ば強引に勧誘して参加してもらった。本当にありがとうね。ただし、試験の結果が悪くても、私は一切関知しないのでそのつもりで。なおこのテープは自動的に消滅する、しゅ〜。
 
 その後、タクシーで帰宅する爺を除いて、残り4人で地下鉄に乗って帰った。途中の乗り換え駅で私が降りて、ホームから手を振った時、会えて嬉しい、けど、今度いつ持てるか分からないこの楽しい時間が名残惜しい、というちょっと複雑な気分だった。
 
 実は、初めてのオフ会に、私自身不安もあったわけで、でも、来てくださった方々は、本当に優しくて楽しくて、気持ちの良い人たちばかりだった。シグマリオンが自分の生活に欠かせない存在である様子も嬉しかった。ケースや壁紙とかの、小物やちょっとした事にこだわりがあったりして、そんなとこも微笑ましいなと思った。
 
 ホテルに帰って、また、チャットに入ってみた。やはり、エラーが出るので、またメンテにかかる。同時書き込みエラー防止のための、ロックファイルを外してみたら、少しは安定したような気がする。とりあえず、この状態で様子を見てみることにする。
 
 夜行バスで大阪に向かっている月湖さんと、しばらく携帯メールで遊ぶ。そんなこんなで、この日も、ベッドに入ったのはおそらく4時頃だったと思う。そろそろ、体力の限界も近づいて来たなあ。
 
 7月13日、土曜日。朝、ふと目を覚まして立ち上げっぱなしだったパソコンのディスプレイを見てみると、月湖さんが大阪入りして、時間つぶしにチャットに入っている。おはようの挨拶をして、それからしばらくチャットで話す。なかなか順調だと思っていたら、やはりエラー。チャットを覗きつつ、対策にかかる。
 
 もう、半ば、自分の使ってるサーバーでは無理かなと思っていたので、フリーのレンタルチャットを探す。いくつか見つけて、その場でユーザー登録を済ませ動かしてみたが、たまたまかも知れないけど、シグマリで動かなかったので却下。
 
 次に、現在使用中のチャットのCGIをもらってきたKENTさんのところから、一番軽いタイプのチャットを落としてきて、簡単にアレンジしてみた。何が原因だか分からない以上、これでどうにかなるという確信はなかったけど、とりあえず思いつくことは何でもやってみるしかない。
 
 結果的には、このチャットで最後までどうにかやり通すことが出来たわけだが、このトラブルは本当に参った。これまで、同時書き込みが集中するとログが飛んだりしたことはあったけど、Internal Server Errorということはなかった。それと同じものを使ってるのに…。何も今回に限って、この出先にいる時に限って、こんな事態にならなくてもいいじゃないか。
 
 ひとまず、別のチャットを設置したところで、一度外出。いろいろ疲れていたけど、どうしてもやっておきたいことがあったので、気力を振り絞って出かけてみた。朝食兼昼食を軽くとりつつ、お目当ての場所をシグマリで検索。その場所が、宿泊しているホテルから意外と近い、ということが分かる。地下鉄で一駅らしい。
 
 着いた場所が、某スターバックス。ここは、Yahoo!BBモバイルの無線LANが使えるのだ。実は、スタバ自体が初体験なので、少々緊張。席について、事前に登録して入手しておいた、ESS-IDとWEPキーの設定をする。
 
 無線LANカードのユーティリティソフトを立ち上げ、ESS-IDとWEPキーを入力。カードのランプはきちんと点灯しており、電波をキャッチしている様子。そこで、ブラウザを立ち上げると、ログイン画面が現れ、Yahoo!IDを入力。すると、自分が決めたウエルカムメッセージが表示される。それを確認したら、Yahoo!BBモバイル専用のパスワードを入力して、接続は完了。後は、普通の無線LANと同じにWEBもメールも使うことが出来る。
 
 思っていたより簡単に接続が完了したところで、さっそくチャットに入ってみる。こっちは初めての街角無線LANで大はしゃぎなのだが、こういう時に限って誰もいないでやんの。と愚痴っていたら、試験勉強に忙しいはずの若造が、シグマリのバッテリーを気にしつつ入室してくれたので、そこで少し話す。
 
 なんだかんだと一時間くらい、スタバでの無線LANを楽しんだ。広島ではまだ、街角無線LANの試験サービスさえ行われていないので、大阪でこれを経験することは、今回の旅の目的の一つだった。こういう場所がもっと増えると本当に便利だなと思う。特に、私がシグマリでネットに繋ぐというのは、よほどの場合以外、どこか座れる場所(カフェとかファーストフードとか)なので、そういう店が無線LANスポットなら、P-in Comp@ctとか、持たなくてもよくなるかも知れない。
 
 さて、ホテルに一度戻り、オフ会二日目の準備にとりかかる。月湖さんも同じホテルを取っていて、どうやら、私が戻るより一足早くチェックインを済ませているらしい。シャワーを浴びた後、チャットを覗きながら身支度。そろそろ、いい時間になってきたので、月湖さんと今から出るよと声をかけて部屋を出た。
 
 上から降りてきたエレベーターには、3〜4人が乗っていて、その中の一人の女性に目が止まる。向こうも、なんだかこちらを気にしている様子。もしかして? と思い、目で合図を送ってみると彼女の方も「あ!」という反応。そう、この女性が月湖さんだった。今までチャットで親しげに話していたのに、実は、これが初対面。妙な気分だ。でも、想像通りだった。とても美人だったのは意外だったけど(笑)
 
 ロビーに降りて、月湖さんのお友達と合流。彼女は、シグマリには全然関係ないんだけど、月湖さんに誘われて今回オフ会に参加。彼女の中では、オフ会というものは仮面を付けた人々が集まる、とっても怪しいものだというイメージだったらしい。そう言っていた彼女こそが、これまで見たこともない飲み会を演出してくれることに、この時、私はまだ気付いていなかった。
 
 昨日と同じ待ち合わせ場所に着き、既に爺の顔は分かっているので、割合すぐに見つけることが出来た。爺の知人であるkazillaさんも一緒に来ていた。kazillaさんは、シグマリユーザーではあるものの、これまで余り活用していなかったということで、うちのサイトの事もあまりご存じない様子だった。が、そこは、爺の飲み仲間、気負いする風でもなく、非常に気持ちよく迎えていただいた。
 
 もう一人、急遽参加が決まったどんどんさんが現れない。メールで簡単に打ち合わせただけなので、もしかして、時間や場所を間違えてるのかもと、少し不安になりつつ、辺りをぐるぐる探してみる。ちょとだけ時間は過ぎていたけど、店の予約に遅れるようなこともなく、無事合流。そこで本日の会場「はつせ」(お好み焼き)へ向かう。
 
 「はつせ」は個室で、鉄板が座敷の真ん中にどーんとあり、そこで自分たちでお好み焼きや鉄板焼きを焼いて食べる。とはいうものの、鉄板焼き文化圏に暮らすのは、地元組の爺とkazillaさん。と、月湖さんのお友達。広島風お好み焼きは、お店の人が焼いてくれるのが普通で、もちろん自宅では自分で焼くけど、こういう場で自分で焼くことはない。さあ、どうする? と思ったところで、月湖さんのお友達の一言。「お好み焼きは男が焼くものよ」これで、今夜の男性陣の運命が決まった、と私は思った。
 
 今日は月湖さん以外のメンバーはみな飲める口なので、ビールにワインに焼酎にと、お好み焼きを頬張りつつ、酒も結構なペースで進んでいく。途中トイレに立つと、順番待ちの人がいっぱい並んでいて、すごい人気店なんだと驚いた。時折チャットを覗くものの、なんだか、月湖さんのお友達のテンションがどんどん上がっていって、その場は一種異様な盛り上がりへ。
 
 予定の時間が来て、一次会終了。次はお馴染みカラオケへ突入。ここから先は、もう、私の筆では表現することが出来ない(笑) 爺は、翌日四十九日の法要が行われるおばあちゃんの元へ行きかけたし、どんどんさんは血にそまっていたし、kazillaさんは後頭部を殴られていた。私と月湖さんはげらげら笑いながら、それを、手を叩いて喜んで見ていた。男性陣の災難の元凶であったはずの月湖さんのお友達は、いつのまにかすやすや眠っていた。
 
 実は、この辺りから私の記憶がない。タクシーでホテルに帰って、掲示板に書き込みをして、チャットに入って話している内に、徐々に記憶が戻ってきた。月湖さんが、私に借りたACアダプタでシグマリの充電が済んだから、部屋まで返しに行くよ、と言って私の部屋にやってきた。が、私は、アダプタを貸した記憶がなかった。
 
 結局、気がつけば月湖さんと夜が明けるまで話し込んでいた。さすがに、少し寝た方がいいでしょうということで、月湖さんは部屋へ帰って行き、私もシャワーを浴びて少しでも眠ることにした。シャワーを浴びて、ふと、自分の腕を見ると、蕁麻疹がびっしり出ていた。もともと、慢性の蕁麻疹は持病なのだが、普段は薬で収まっている。薬を飲んでいながら、これだけひどく出るということは、明らかに寝不足と疲労のせいだ、ということも、経験から分かっている。
 
 しばらく考えて、その日の帰広は諦め、もう一泊することにした。フロントに電話して延泊を申し出ると、同じ部屋を使えることになった。掃除を断って、とりあえず眠りたいので起こさないでくれと頼んでおいた。そして、月湖さんにも電話で延泊を告げて、このまま眠るので会えないけど…、という断りを入れた。最後に会ってお別れを言えないことが心苦しかったけど、蕁麻疹の状態もだんだん酷くなってきて、人前に出られる状況ではなかったので仕方ない。
 
 しばらく眠って、気分もすっきりしてきたところで、初日に失敗したシグマリでのLANに挑戦してみることにした。まず、どこかで見かけたはずの、TCP/IPのユーティリティソフトを探す。ソフトはすぐに見つかった。vxUtilというソフト。英語のReadMeが読めないので、どこかに説明してくれている所はないかと、ソフト名で検索をかけるとここが見つかった。
 
 早速、ソフトを立ち上げて、シグマリのLANカードのIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウエイ、プライマリDNS、セカンダリDNSを調べ、次にコントロールパネルのネットワークで、それらを手動で設定していく。いったんカードを抜いて再度差し込み、ブラウザを立ち上げると見事に成功。
 
こんな簡単なことなら、初日にちゃんと解決しておけば、その後のチャットのトラブルに対しても、通信費を気にせずに落ち着いて対処出来たのに、とかなり悔しい気分。でも、問題を残したまま広島に帰るよりも、一応解決して帰る方が、達成感があっていいじゃないか、と自分を慰めてみたり。
 
 そんなこんなで、気がつけば、そろそろ大相撲も幕の内後半戦に入る時間。お腹も空いてきたので、近所のモスバーガーに買い出し。このホテルの良い所は、広さや設備面の他に、近くにコンビニやファーストフード店がたくさんあること。深夜ホテルに戻って来た時に、手軽に飲み物や翌朝の朝食なんかを調達出来るので非常に便利。今回、私は、ファミマ、ローソン、ミニストップ、マクドナルド、ケンタッキー、モスバーガーにお世話になりました。
 
 買ってきた食料をお腹に収めていると、段々と蕁麻疹が消えていった。やはり、寝不足と連日の酒優先の食生活が祟っていたようだ。お腹の膨れたところで、また、眠気が襲ってきて、そのまま仮眠。目が覚めてチャットに復活した辺りで、テレビでスターウォーズが始まった。
 
 どうも、うちのチャットはスターウォーズと縁があるらしく、前にもスターウォーズを観ながらのチャットがあった。こうなったら、エピソード2も観に行ってやるか。映画の関係で、終了時間を一時間延長して、午前0時終了に。最後の「恒例・言いたいことは言っておけタイム」には、さすがにログ消えが発生したが、もはや、これくらいの事は何でもない(笑) それよりも、最悪中止まで考えたチャットを、どうにか最後までやり通すことが出来て、その安堵感の方が強かった。
 
 そして、翌日、台風が近づく中、無事広島へ帰る。思えば長い大阪滞在だったけど、ホテルは快適だったし、ライブも楽しかったし、何より、オフ会で実際に皆さんとお会いできたことが本当に嬉しくて、あっと言う間に時間が過ぎていったような気がする。次にいつ、こういう機会が持てるか分からないけれど、また絶対、みんなに会いたい! と、心からそう思っている。
2002年7月15日(月)
■ 大阪珍道中記(その1)
 7月11日、木曜日、朝早くから一つ用事を済ませ、新幹線で大阪へ。広島駅で、今回のオフ会に参加してくれる人たちへのお土産を買う。貰っても決して嬉しくないであろう、と思いつつ、一瞬でもウケが取れればそれでいいかというセレクト。後で気がつくんだけど、人数を数え間違っていて、結局足りなかった(笑)
 
 チェックイン時刻より30分ほど早くホテルに到着。部屋の準備は出来ているということで、お部屋に入れてもらう。ネットで見つけたホテルなんだけど、ここの素晴らしいとこは、部屋にインターネットに接続しているパソコンが備え付けてあること。LANを部屋に引いて提供しているホテルはそこそこあるけど、パソコンまでついてるというのはすごいと思う。普通のビジネスホテルに比べて広めの部屋とセミダブルベッド。ユニットバスも、余裕の広さ。あと、細かいことだけど、浴衣ではなく、シャツタイプのパジャマ。浴衣って、寝てる内に脱げちゃったりする(寝相が悪いから〜)んで、パジャマは嬉しい。 この充実ぶりで、一泊6,000円からという料金は、抜群のコストパフォーマンスでしょう。
 
 一通りお部屋チェックが済んだところで、シグマリをLAN接続することに。パソコンにハブが繋いであって、LANケーブルでシグマリと繋ぐ。LANカードとケーブルは持参。こんなものは、ケーブル繋げば何の問題もなくインターネットに接続出来るはず。が、サーバーが見つかりません、と言われてしまう。うーん。カードを挿し直したり、ケーブルのコネクタの接触を確認したり、LANカードのドライバの設定を確認したりするが、一度だけ繋がって、それ以降はやはり、サーバーが見つからないと言われる。
 
 こうなったら、手動でIPアドレスの設定とかするしかない。が、シグマリのIPアドレスってどうやって調べるんだっけ? どこかで、TCP/IPのユーティリティソフトを見たことがあるような気がするけど、思い出せない。そんなことで、アセアセと作業をしているうちに、友達との待ち合わせ時刻が近づいてきて、ここで時間切れ。とりあえず、パソコンの方はネットに繋がってるんで、これで良しとしよう。シグマリを使うのは、せいぜい、メールチェックとチャットオープンの告知をアップするだけだから、P-in Comp@ctかH"でやってもいいし…。と、この時は、そう思っていた。まさに、今回のドタバタ大阪を象徴するスタートになる。
 
 友達の泊まっているホテルへ向かう前に、ヨドバシを覗いてSDメモリカードを買うつもりだった。が、梅田の地下で思い切り迷う(笑) こういう時は地上に出て、高い場所から見渡すのが一番! と大阪駅の陸橋に上って、ヨドバシと友達のいるホテルの位置を確認。現在地から見ると、ヨドバシはホテルとは逆方向。が、ま、何とかなるでしょ、とヨドバシへ向かう。
 
 台風一過のこの日は、本当に暑くて、流れる汗を拭おうとハンカチを探すが、ない。ホテルに忘れてしまったらしい。こんな日にハンカチなしで過ごすことは出来ない。「ヨドバシってハンカチ売ってるかなぁ」と思いつつ、とりあえず、SDメモリカードを買う。上の階へ上っていって、ランジェリー屋さんでハンカチも購入。シグマリのLANで手間取った分、待ち合わせまでギリギリの時間。どうにか間に合ったものの、一つのトラブルで、その後のペースがことごとく狂ってしまい、疲労感〜。
 
 ライブはオールスタンディング形式で、開場前に並ぶ時間から、終わって居酒屋の席に座るまで、ざっと5時間は経ち続けていることになる。足の裏は、もう、鉄板みたいになってる。身体は疲れたけど、ライブの余韻は気持ちいい。そして、ビールが旨い!(笑) 久しぶりの再会となった友人達とは、いつまでもいつまでも話が尽きない。気がつけば、時間は午前2時。タクシーでホテルに帰り、シャワーを浴びたりして寝付いたのは、朝方4時くらいだった。
 
 今日は特に、オチはない。明日へつづくのだ。
2002年7月8日(月)
■ KX-HV50 その後
 実は、KX-HV50を買ったのには、もう一つ理由がありまして、それが、「シグマリとの禁断の接続の実現」というものでした。詳しくは、「Column」の「周辺機器」→「マルチキャリアデータ通信カード」を読んでいただくとして、こうやって、サイトの更新ネタとして役だってくれたわけですから、物欲をなめちゃいけません。
 というか、ネタになると思うと、少々無理をしてでも金払っちゃうのよ〜。浅ましい管理人体質ですなあ。
 こういうサイトを運営している人は、多かれ少なかれ、そんなもんなんじゃないでしょうか。無駄と思える出費もいとわず、人柱にも望んでなり、それで何かの見返りがあるわけでもなく、一体、何が目的でここまでやってるんだか、自分でもよく分からないんですけどね。
 とりあえず、皆様からいただく感想や励ましの言葉が、私にとって何よりのご褒美なものですから、どうかよろしくお願いします。言葉だけで、いいからぁ(笑)

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2002年7月4日(木)
■ KX-HV50
 7月2日の日記に書いたように、九州松下がDDI-PのKX-HV200/KX-HV50用に無料配布している「Voice Editor 2 for H"」というソフトを使って、D-snapで録音した音声をパソコンで聴けるかも知れないということで、どんな手を使ってでも、このソフトを入手して試してみたい! と思いました。
 
 どんな手でも、というと「対象機種を使用している人から登録に必要なナンバーを教えてもらって、それを使ってダウンロードする」とか「既にダウンロードした誰かにソフトを譲ってもらう」とか、そういうヤバイことを想像されるかも知れませんが、そんな真似はいたしません。
 どんな手でも、と言うからには、もっと思い切った手段を取らなければ。つまり、買うんです。そう、DDI-Pユーザーでもない私が、わざわざ、新規契約を交わして、対象機種を買うのです。どうだ、これこそ究極の手段だろう。
 
 んなわけで、買っちゃいました「KX-HV50」。本体価格は500円(税別)。安いもんですよ、はっはっはっ!(どうやら、契約手数料とか、月々の基本料金とか、通話料のこととかは考えないようにしているらしいので、触れないでやってください)
 で、さっそく、「Voice Editor 2 for H"」をダウンロード。KX-HV50はまだ充電中ですから、いきなり、D-snapの方で挑戦です。D-snapのSDメモリカードから、録音した音声ファイルを開いたところ、見事に再生しましたよ。
 このソフトを使うと、Panasonicの独自形式である「VM1ファイル」の音声を「WAVEファイル」として、パソコンに保存出来ます。ということは、ソフト自体はMacに対応していないものの、保存したWAVEファイルをMacに持っていって聴くことは出来るはずです(実際には試してないんだけど、たぶん)。
 また、ファイルを分割したり、頭出しの部分を設定したりという簡単な編集も出来るようです。無料のソフトウエアとしては、まずまずの機能じゃないかと思います。
 
 実際、D-snapの音声ファイルも再生・編集出来ることが分かったので、やはりこれは、是非とも、D-snapのシリアルナンバーでもダウンロード出来るようにしてもらいたいものです。そうなると、私がKX-HV50買ったのは、もしかしてとっても無意味? なんて気がしなくもないんですが、まあ、恨むなら自分の好奇心を恨むとして、Panasonicさんを責めたりはしませんけどね(笑)<というか、そもそもPanasonicが何をしたというわけではない。
 
 さて、ついでなので、私にとって初めてのDDI-P端末であるところのKX-HV50についての感想も少し。
 
 まず、見た目。最近の馬鹿デカゴテゴテ携帯の中にあって、非常にシンプルだし大きさも手頃。店頭で見た印象よりも、実際に身につけてみた方が、カッコいいみたい。あと、軽い。サイズはN211iとあまり違わないんだけど、軽さの違いはははっきり感じられます。
  イルミネーションが、アンテナの格納部分についてるのって、ちょっとびっくりした。これがまた、派手に光るのよ(笑) あと、SDカードを使える機種なんで、「SD」のマークが入ってるんだけど、これもまた、光の加減で七色に輝いたりして、シンプルすぎるデザインに見えて、どっこい、結構派手な奴かも知れません。
 
 P504iにも搭載されてますが、Pnasonicお得意の「ワンタッチオープン機構」も面白いところですね。ヒンジ部分のボタンを押すと90度の角度まで自動で開きます。液晶の開閉はかなり硬めで、特に閉める時は、「えいやっ」って感じです。
 
 PHSならではの高音質を確かめたかったんですが、まだ、誰とも電話で話してないのでわかりません(笑) メールは少し試してみました。これって、パケットじゃなくて接続時間で課金なんですね。パソコンなんかのダイヤルアップ接続を考えたら、当たり前みたいな気もしますが、iモードのパケット課金に慣れちゃってるから、ちょっと驚きました。あと、コンテンツサービスへの接続も、つい、iモードの感覚で開いたページをゆっくり眺めてしまうんですが、その間も通話料金はどんどん加算されてるわけで、そう思うと、ちょっと、コンテンツサービスは積極的に利用出来ないなあと思いました。
 
 メールの作成や閲覧に関しての利便性は今ひとつというところです。これは、私が単にまだ慣れていないせいかも知れませんが、今、どこの端末も、メールの使い勝手の向上には力を入れてますから、この煩わしさはかなりストレスになります。具体的には、文字変換の正確さとか、作成したメールを送信前にプレビュー出来ないとか。ただ、添付ファイルを受信出来るのは、iモードほどWEBコンテンツが充実していない分、便利だと思います。画像や音声を添付して送れば壁紙とか着メロとかに設定出来ます。
 
 以前から、猫も杓子もカメラだWEB閲覧だメールだiアプリだと、多彩な機能を売りにするのはいかがなものかと思っていました。それにともなって、値段は高くなるし、サイズはでかくなるし、重くなるし、見た目もでっぷりしちゃうし、美しい携帯がどんどん少なくなって来てるような気がします。
 もちろん、デザインは完全に個人の好みの問題ですから、どんなスタイルを美しいと思うかは人それぞれです。だけど、もっとシンプルに、もっと単機能で、すっきりと携帯(PHS)を使いたい、と思っている人にとって、最新機種はほとんど選択の幅がありません。だから、このKX-HV50のように、見た目もシンプル、液晶なんて今時モノクロ、っていうような機種があることは、なかなか価値のあることなんじゃないかなと思います。
 
 さて、このKX-HV50、実はAir H"対応なんですよね。データ通信つなぎ放題っていう、あの魅力的なサービスが受けられる…、わけなんですが、とりあえず今のところ、5,000円も出すほどお外でモバらないので、1,980円のデータminiプランにしちゃいました。まあ、いずれ、折を見てコース変更するかも知れませんが。
 
 まだ、システム的なDoCoMoとの違いに戸惑っている状態ですが、KX-HV50、もう少しネタとして登場しそうです。では、つづく。(最近つづきものが多いのは、一つのネタで数日分の日記を書こうとしているのではないか、という指摘は正しい・笑)

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2002年7月3日(水)
■ 無線LANホットスポット難民。
 ネットのニュースサイトや、パソコン関係の雑誌などを見ると、街角無線LANに各社本腰を入れ、ともすれば乱立気味かとも思える報道ぶりですが、そんなものは、ほとんどの場合、東京都内に限られてるわけでして、せっかくの試験サービスなら、それぞれが別の地域で展開してくれたらいいのにと思う、僻みっぽい地方在住のshi-samaです。
 今度、大阪に行くに当たって、無線LANホットスポット(「ホットスポット」はNTTコミュニケーションズが正式名称にしたそうですね)をどこかで体験できないかと探してみたところ、Yahoo! BB モバイルの試験サービスが大阪市内で行われているようです。
 現在、無料試験サービス中ということで、私も申し込んでみました。もし、時間に余裕があれば、ぜひ試してみたいと思います。でも、ESS-IDとかWEPとか設定しなくちゃならないんだよね。出来るかなあ、不安…。

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2002年7月2日(火)
■ もしかして?
 D-snapには、音声の録音機能もあって(いわゆる、ICレコーダってやつ)、録音されたものは「VM1」という拡張子を持ったファイルで保存されます。残念ながら、このファイルはパソコンなどに取り込んで聴いたり編集したりすることが出来ません。D-snap本体で聴くしかないわけです。
 
 話は変わって、最近、こんなソフトが配布されました。これは、D-snapと同じ松下製のH"端末「KX-HV200/KX-HV50」のICレコーダ機能を使って、SDメモリカードに録音された「VM1」形式のファイルを、パソコンで再生したり編集したり出来るようにするソフトです。
 
 どう? 使えそうじゃないですか? どちらも松下製品。どちらも「VM1」形式の音声ファイル。これはイケる! と私の本能がささやきます。
 そうなれば試してみない手はありません。さっそく、ダウンロード…、出来ません(泣) ダウンロードの過程で、「KX-HV200/KX-HV50」のシリアルナンバーを入力しなくてはならないのです。うわ〜ん、そんなあ(号泣)
 
 とりあえず、Panasonicの方へ、「D-snapユーザーにも使わせて〜」という要望メールを送ってみました。そして、その回答をいただいたのですが、どうやら、前向きに検討していただいている様子。もちろん、きちんと動作確認をした上でないと、メーカーサイドも正式に配布というわけにはいかないでしょう。が、今のところ、音声の再生は出来ている模様です。
 もし、D-snapとH"(KX-HV200/KX-HV50)の両方をお持ちの方がいらっしゃたら、ぜひ、試してみてください。あ、もちろん、自己責任ですけどね(笑)
 
 なんか、この為だけに、KX-HV50(モノクロの方)を買ってしまいそうな勢いです。助けて〜!