これがsigmarion IIだ!

sigmarion VS sigmarion II
見た目徹底比較。


ついに出た、sigmarion II。

シグマリオンの発売から約一年。様々なバージョンアップを伴って、シグマリオン2が発売されました。ここでは、「殆ど変更点はない」と言われていた両者の見た目を徹底比較してみます。

箱。  シグマリオン1の箱はここに写真があります。比較してみると、構図というかレイアウトというか、その辺りはそっくりです。ただ、バックの色が、違いますね。シグマリオン1はブルー。シグマリオン2は、ご覧の通り、白、もしくはシルバーといった感じです。
 側面は黒字に白い文字で「sigmarion II」と入ってます。なかなかシックで、スタイリッシュになりましたね。デザインでシグマリオンを欲しいと思ったくらいの人なら、外箱なんてどうでもいいわよ、とは言わないでしょ?そうでしょ?
とりあえず、箱だったり(笑)
箱の中身。  中に入っているもの。シグマリオン2本体、バッテリー、ACアダプタ、マニュアル3冊、モペラなどプロバイダの案内、ActiveSynk 3.1のCD、それに何だかわからないけど、Outlook 2000活用ガイド(2001/9/7現在開封しておりません)。
 マニュアルは、シグマリオン1と同じ構成。「はじめましてシグマリオンII」「通信しよう!」「アップリケ−ションガイド」の3冊です。シグマリオンの時に思ったけど、パソコン関係のマニュアルとしては親切だと思います。
箱の中身は‥‥‥。

色の違いはわかるかな?
 さて、実際両者を並べてみましょう。
 この写真では、よく分りませんが、シグマリオン1が艶のあるシルバー。シグマリオン2は、ややゴールドがかった色味で、艶消し風です。
 それ以外は、ZAROHLLIBURTONのロゴもDoCoMoの刻印も、まったく同じ。若干違うのは、バッテリーとアラームのマークの色。シグマリオン1はくっきりとした濃い目のグレーでしたが、それが少し淡い色合いになってます。
 シグマリオン2は、艶消しになっていることで、手触りがさらっとしてます。持った時の感触まで考えて作られてるのでしょうか?
上が1、下が2です。
FOMAがついた。
 見た目で一番はっきりと違いが分かった部分がこれですね。シグマリオン2には前面にFOMA端子が付いてます。それに伴って、赤外線ポートが中央寄りへ移動。面積も少し小さくなってますね。
 それから、シグマリオン1ではイヤホン端子だったので、耳のマークでしたが、シグマリオン2はステレオ端子になったので、ヘッドホンのマークになっています。外観上は小さな違いですが、モノラルからステレオになったことは、かなり大きな機能向上ですね。ちょっと聞いてみましたが、ちゃんとステレオでした(笑)でも、オーディオ機器並の音質は求めちゃダメです。
上が2、下が1です。
スタイラス。
 スタイラスもお色直し。ブルーのトランスルーセントに気泡まで入っていたシグマリオン1のスタイラスは、何となく夏向き?シグマリオン2のスタイラスはiMacの「SNOW」を想像させるすりガラスのような白。あ、でも、よく見るとやっぱり気泡は入ってる。これって、シグマリオンのアイデンティティなのかしら?
 ちなみに、サイズは同じです。その日の気分で使い分けるのもまた一興。シグマリオン1の交換の時、しっかりキープした予備のスタイラスも無駄なく使えて、万が一紛失の場合も安心ですわね。
白いのが2、青いのが1です。
裏側が結構大事。
 失礼して裏返してみました。
 最初に目に留まるのが、CFカードスロットの部分。シグマリオン1ではそこだけ出っ張ってましたが、シグマリオン2ではフラットになっています。
 見た目はすっきりして良くなったんですが、厚みが減ったせいか、CFカードの抜き差しが難しくなったような気がします。取り出し用のレバーも、シグマリオン2ではあまり飛び出してくれないんで、押し込むのにもコツが要ります。
 シグマリオン2が発表された時、裏側の写真が載ってるサイトがあって、その時から気になっていたのが、足。透明な丸い足が、グレーで四角に。前のが気に入ってたんだけどな。
左が2、右が1です。
キーボードの色も違う。
 キーボードの部分も、ちょっと色味が変わってます。うっすらとベージュがかった感じです。
 液晶の左下にある「Powerd by Windows CE Handheld PC」というシールが「Microsoft Windows Powered」に、右下の「sigmarion」は当然、「sigmarion II」になっています。このシールの色も、グレーからゴールドになってたり、芸が細かい。
 また、「A5/A10」キーの上に「Handheld PC」というシールが貼られています。
 液晶のサイズは、見る限り同じですね。市販されているシグマリオン用の液晶シートが使えると思います。
左が2、右が1です。

 キーボードの字の色も、メインの文字が「A」から「A」、「Alt」は「Alt」に、「Fnc」は「Fnc」に、といった感じで、微妙ですが全体的に淡い色調になりました。
 色に関しては、結局好みの問題なので、良いとも悪いとも言えません。一般的に原色から離れた方が趣味は良さそうに見えますけどね。皆さんは、どちらがお好みでしょうか。

 気になっていた液晶ですが、綺麗さではほぼ互角。というか、見た目にはっきり分るような差はなかったように思います。ただ、確かに、早さは段違いです。画面の切り替えの時に見られた、残像のようなものも、殆ど気にらなくなりました。というか、シグマリオン2の液晶を見て、初めて、シグマリオン1での残像に気がついたということなんですが。

 というわけで、「重箱の隅的見た目徹底比較」でした。(2001/9/8)